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元銀行員が住宅ローンのすべてをわかりやすく説明します

公開日:2019年 4月14日
更新日:2022年 1月12日


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住宅ローンを借りる金融機関を決める

住宅ローンの借入額、返済期間、金利種類や返済方法のタイプが決まれば、あとはどこの金融機関に申し込むかを考えます。
住宅ローンと一言で言っても公的ローンと民間ローンがありますし、銀行などの金融機関が取り扱う民間ローンでも様々なタイプの商品があります。
お住まいもの域によっては、金融機関の選択肢に限りがあることも考えられます。
自分が希望する住宅ローンの条件を満たし、なおかつ金利が低いことに越したことはありません。
ここでは、住宅ローンを借りる(申し込む)金融機関選びについて考えていきます。


公的ローンと民間ローン

貸し出す金融機関の種類によって「公的ローン」と「民間ローン」に分かれます。
一般的には銀行などの金融機関が取り扱う「民間ローン」の方がなじみがあるかもしれないですね。
「公的ローン」は住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)融資、財形住宅融資、自治体融資のことをいいます。
物件に対する条件がありますが、年収など借主に対する条件はやや低く金利面でも比較的有利です。
「民間ローン」は、銀行、信用金庫・労働金庫、住宅ローン専門会社、生命保険会社などの金融機関の融資です。
年収、返済能力などの借主に対する条件は比較的厳しいですが、物件に対する条件はやや低く融資限度額も高めです。
そのほかには会社が独自に行っている社内融資などもあります。

公的住宅ローン
公的ローンは住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)融資、財形住宅融資、自治体融資のことをいいます。
物件に対する条件がありますが、年収など借主に対する条件はやや低く金利面でも比較的有利です。
銀行などの民間ローンと比較し、自分のライフプランに合った条件のローンを見つけることが大切です。
公的住宅ローンの詳細については「公的住宅ローン」のページをご参照ください。

民間住宅ローン
民間住宅ローンは、銀行、信用金庫・労働金庫、住宅ローン専門会社、生命保険会社などの金融機関の融資です。
年収、返済能力などの借主に対する条件は比較的厳しいですが、物件に対する条件はやや低く融資限度額も高めです。
一般的になじみのある住宅ローンと言えば民間ローンではないでしょうか。
商品性もバラエティーに富んでおり金利だけでみても変動金利型、固定金利選択型、全期間固定金利型とさまざまです。
民間住宅ローンの詳細については「民間住宅ローン」のページをご参照ください。

社内融資
ローンとは少し性格が違いますが、会社によっては福利厚生の一環として独自にローンを提供するところもあります。
会社が社員に直接融資する場合や民間ローンの利子補給をするケースがあります。
制度は会社によって様々でしょう。
もちろん会社を辞めるときは一括返済しなければいけません。
公的ローンや民間ローンと比較して金利面などの条件が有利であればぜひ活用しましょう。

民間住宅ローンの特徴

住宅ローンの選択肢として最も幅が広いのは民間住宅ローンです。
民間住宅ローンについてもう少し掘り下げてみましょう。

金利は金融機関で変わる

住宅ローンのベースとなる市場金利はその時々の経済状況で決まりますので、そのベース金利は金融機関によって大差はありません。
しかし、金融機関によって住宅ローンの金利は違うんです。
同じ商品がお店によって値段が違うように、住宅ローンの金利だって金融機関で異なります。

ネット銀行は一般の金融機関より住宅ローン金利が低い
ネット銀行は店舗のある一般の金融機関に比べ住宅ローンの金利は低く設定されています。
なぜなら、店舗を持たない分コストが安く抑えられているからです。
一般的な金融機関は数多くの支店を持ち、そこに多くの従業員を張り付けています。
ネット銀行はそれがないため、経費が掛からないんです。
ですから預金金利はネット銀行が高く、住宅ローン金利もネット銀行が低いんです。
住宅ローンの金利が低いことは大きな魅力ですが、デメリットもあります。
ネット銀行ですからすべての手続きがネットと郵便での手続きになるために手間と時間がかかります。
特に土地・建物の担保設定などは面倒かもしれません。
住宅ローン借入時や借入後の様々な相談は対面式である一般の金融機関の方が何かと便利です。
また、ネット銀行は書面のみの審査ですからリスクを避けるために審査が厳しくなっているところが多く、特に自営業者の方には審査が厳しいかもしれません。
以上をふまえると、比較的安定した勤務先で資金支払い時まで時間的余裕がある方でしたら金利の低いネット銀行の住宅ローンはお勧めです。

店舗のある一般の金融機関でも金利は異なる
店舗のある一般の金融機関でもそれぞれ金利は異なります。
店舗のある一般の金融機関と一口で言っても、都市銀行、信託銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合、JAバングなど様々な形態があります。
金利にビックリするような差はないと思いますが、少なからず差はあります。
信用金庫、信用組合などように金融機関の規模が小さくなれば、多少審査が緩やかな分金利も高めではないでしょうか。
金融機関同士の住宅ローン獲得競争はとても激しく、定期的にキャンペーンなどが行われますのでタイミングも重要です。

まとめ

住宅ローンを借りる(申し込む)金融機関選びで最も大切なことは少しでも金利の低い金融機関を選ぶことです。
そしてその金融機関で自分が希望する条件の住宅ローンを選ぶことです。
民間の金融機関では多少の差はあれ、ほぼ自分が希望する条件の住宅ローンを用意しているはずです。
地方では都市銀行などの店舗もなく選択肢が少なくなりますが、その中で自分が利用できる金融機関を徹底的に比較して、金利の低い金融機関を探しましょう。
ネット銀行であれば地域的な問題はなく、金利も低いので検討してみる価値は充分です。

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